ジャンク通りにあるtokkaバザール2号店で購入したBluetoothネックセットを
前回レビューしましたが、使い勝手は悪くないが音は良くない、という結果でした^^;
とりあえずの高音質化を図るため、
「ケーブルをMMCXしちゃえばいいんじゃないの?」ってことで改造してみました!
さっそく分解していきます。
隠しネジになってますが、先細ピンセットとかでテコをつかって取ります。
ネジは+ネジで一か所だけで止まってます。
リアカバーをそれぞれ外すとこんな感じに。
カバーを外す際、爪で止まってますが、非常に割れやすいので注意です。
まぁ、割れてしまった場合は、適当に接着剤でくっつけておけばおkです^^
L側ですが、ケーブルはココにはんだ付けされてます。
基板はスルーホールになってるのかな?と思いきや、
パッドになっているだけなので、表面にちょこんと付いているだけです。
R側ですが、シルク印刷は裏側にありますが、しっかり書いてあります。
ピンアサインが分かったところで、ササッとケーブルを付け替えてしまいましょう^^
素材ですが、以前断線させてしまったまま放置してたケーブルを再利用します。
『Fiio RC-UE1』ですね~。
使用されているのはPCOCC-Aという線材ですが、2013年には製造中止になって入手困難と言われています。
どっかで切れてしまっているのでそのまま端子を変えての利用はできなかったので、面倒だから放置してましたが、こういう時に役立ちますね^^
今回、MMCX化することで、SHURE掛けを想定しているので、元のイヤホンケーブルの長さよりも長めに取ります。
肩の高さからなので、30cmくらいで取ると余裕あっていいですね~。
今回は、ケーブルの加工はメインじゃないので工程は割愛します。。。
片側にMMCX端子とカバーをはめ、逆側の被覆を剥いで加工~。
L側、R側それぞれササッとはんだ付けして付け替えます!
すると、こんな感じになります。
今回はケーブルがだいぶ太くなりますので、カバーのケーブルを外出しする穴(赤丸)の部分を、リューターや、丸ヤスリなどをかけて穴を大きくします。
そこまで終わったら、この段階で音出しチェック!
ちゃんと音が出ました^^v
予想通りに仕上がるとテンション上がりますね~!!
では、逆の手順で戻していきます。
カバーの爪折れした部分は接着剤で直してはめ込みます。
ネジ止めしてネジ隠しまでハメたら完成!!!
こんな感じに仕上がりました~。
IEMとか、ユニバーサルのものなら付けられるようになったんで便利になりますね!
では、肝心な音はどうなったかというと…
確かに、音は良くなりました!
イヤホンの性能差でですねw
標準のはドライバーがゴミだったので言うまでもありませんが…。
で、ワイヤードと比べてですが…
やはりというべきか、ディティールはかなり低いですw
でも聞けなくはない、程度の音質です。
分解時にオペアンプっぽいICを見つけたんで、交換も考えましたが、
そもそもの話、BT3.0の規格で、apt-Xすら対応していないデバイスなので
そこまでのカスタムは無駄かな~と思い断念しましたw
それでも、1200円というコストでここまで使えるようになれば十分実用的かと。
以上、改造レビューでした!
何となく、こんなことやってみたらイケるんじゃね?ってのは
やってみるといけるもんです。
低コストでBTイヤホンが欲しい人はこんな手段もありますよってやつでした。
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